歯に関するお役立ち情報!久保田院長の連載コラム「歯ッピーな話」

第2回 事故などで歯が脱落(根元から抜ける)したら、どうするの?

子供の事故・怪我は、成長発育の過程で起こるものですが、ややもすると重大な結果を起こすことがあります。一般に、事故は週のうち月曜が多いといわれており、これは月曜病などの俗語もあり休み明けに多いとされています。また、月単位では5月(5月病との関連もあるでしょうか)と10月に多いとされています。事故や転倒などで抜けた歯を助ける最もいい方法は、地面に落ちた歯を水道水で十分洗ってから歯を自分で元の位置に戻してみることです。水道水で洗うのは30秒くらいで、長時間水道水につけておくと歯の周りが死んでしまうため好ましくありません。もし、抜けた歯を元に戻せないときには、飲み込まないように口の中に保存し、歯と唇の間に入れておくと飲み込む心配がありません。もしすぐに牛乳が手に入るならば牛乳の中に保存し、できるだけ早く歯科医院へ受診してください。では牛乳は明治がいいか、森永か、はたまた、ヨーグルトは・・・。いずれにしましても牛乳は歯の周りの組織の歯根膜に浸透しやすいといわれており、この歯根膜は口の外では30分ほどしか生きれませんので転倒事故にはご注意ください。


>>最新記事を見る   >>バックナンバー一覧を見る

久保田歯科ウェブサイト トップページ

>>閉じる<<