歯に関するお役立ち情報!久保田院長の連載コラム「歯ッピーな話」

第5回 ヒラメとカレイは歯で見分ける

ヒラメとカレイの見分け方として、顔の位置から左ヒラメに右カレイというのが有名です。ヒラメもカレイも生まれてまもなくは、一般的な魚と同じように体の両側に目があって泳いでいます。しかし大きくなるにつれて片方の目によってきて海の底に生活の場を移します。一般に、目が体の左側によったものがヒラメで右に寄ったものがカレイです。
しかし、実はカレイの仲間には左の顔があるものもいるため、この方法が通用しないことがあります。そこで、見分け方としてあげられるのが歯の違いです。
ヒラメの歯は大きくとがっていて、カレイは小さい。
これは、それぞれの食べ物によって歯が変化しているからです。ヒラメはイワシやアジを食べるので大きくて強い歯を持っています。一方カレイはイワムシやゴカイを食べるので小さい歯をしています。歯の違いは顔の違いにも現れています。ヒラメは口が裂けて怖い顔でおおくち・ヒラメはおちょぼ口の優しい顔でくちぼそなどと呼ばれています。 すし屋での話題にご利用ください。


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