歯に関するお役立ち情報!久保田院長の連載コラム「歯ッピーな話」

第7回 8020運動って何?

8020は、ハチマル・ニイマルと読みます。80歳になっても20本の歯を残そうという運動です。私たち人間の歯は親知らずを除けば、28本あります。このうち20本の歯があればほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、おいしく食べられることから、20本以上の歯を保つことを目標に揚げています。
実は20本というのは、正常に咀嚼できる本数の限界値より少し多めに設定しています。ただ、19本以上になると残っている歯の位置によっては後がない、いわば「崖っぷち」になってしまう場合がありますので20本に設定したようです。8020は、高齢化社会における健康対策として、日本が世界に先駆け独自に提案した施策です。ところが現実には、8006程度といわれています。歯を失う原因は、虫歯と歯周病です。特に歯周病は、糖尿病や心臓病と同じ生活習慣病といわれ、8020運動は生活習慣病との戦いともいえます。歯は全身の健康の原点。8020運動を続けることにより、末永く健康で明るい元気な生活を送りたいものです。


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