歯に関するお役立ち情報!久保田院長の連載コラム「歯ッピーな話」

第10回 早食いは肥満のもと

最近、肥満と歯周病の関連や子供の肥満がよく噛むことによる教育で改善するなど、肥満は口の状態、咀嚼、食べ方と関連していることが報告されています。ライオン衛生研究所では、食生活と肥満の指標であるBMI(body mass index)〜体重を身長の2乗で割った数値〜の関連を調べたところ、早食いの人・あまり噛まない人・一口の量が多い人は、BMIが高く、肥満傾向であると調査結果がありました。早食いをあらためるポイントとして、(1)一口30回を目安、(2)一口分を減らす、(3)一口入れた食べ物を飲み込んでから次のものを入れる、(4)吸い物などは水分と一緒に流さない、(5)ゆっくり噛む、(6)唾液と混ぜながら、(7)歯ごたえのあるものを、(8)品数が多い品目、(9)噛むときは箸を置く、(10)2人以上で楽しく食べる。以上10のポイントです。


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