歯に関するお役立ち情報!久保田院長の連載コラム「歯ッピーな話」

第14回 合わぬ入れ歯は、痴呆の原因?

お年寄りの入れ歯に状態が悪いと痴呆や寝たきりになりやすい・・・北海道医療大学の平井教授らの研究グループが行った調査では、歯のかみ合わせと痴呆の関係を裏づけしました。それによると、入れ歯と痴呆の状態の相関では、いればの状態が悪いお年寄りほど痴呆が進んでいました。また、入れ歯が不具合なほど寝たきりの状態が悪化していました。

ただ半面、痴呆が進んだために、入れ歯に適切な処置ができないことも想定されますが、ラットを使った実験では、奥歯を抜いたラットが正常なラットに比べて、脳の情報伝達にかかわる神経細胞の数が減少するデータもありますが、今回のデーターと総合しましと、咬むことによる刺激が脳や身体機能の神経活動に刺激を与え、痴呆や寝たきりの進行との相関をもつといわれています。


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