歯に関するお役立ち情報!久保田院長の連載コラム「歯ッピーな話」

第15回 認知症高齢者の転倒とかみ合わせとの関係

2005年に第2回転倒予防医学研究会のシンポジウムで転倒予防の新視点として、広島大学では、認知症高齢者の転倒とかみ合わせについての報告がありました。

高齢者にとって転倒とそれに伴う骨折は、要介護状態につながる大きな要因の一つであります。これまでに、転倒予防に関する住環境調整や筋肉向上向けてのさまざまな取り組みが行われており、健常高齢者においては効果が認められたものの、認知症高齢者においては、あまり効果がないとの報告されています。認知症高齢者は健常高齢者に比べ2倍も転倒しております。このように、認知症高齢者体幹の保持や姿勢といった反射を考えなければなりません。調査の結果では、残った歯や入れ歯によってかみ合わせ維持されている場合、転倒しにくい結果でありました。上下歯または入れ歯によってかみ合わせ維持されていれば、姿勢に保持や下肢筋肉の安定につながり、認知症高齢者の転倒予防となり、認知症の悪化を予防できるものと思われます。


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