1988年に若い女性の間で、男性の顔を分類する遊びが大流行しました。流行語部門・大衆賞・若者言葉で、ソース顔としょうゆ顔です。ソース顔とは、西洋的な堀が深く、少し暑苦しさも感じる顔で、1970年代までは好まれたようです。ちなみに芸能人では、少年隊の錦織織、郷ひろみ、巨人軍の定岡正二などです。また一方しょうゆ顔とは、あっさりした日本的な顔で、切れ長の目、鼻筋がとおり、顔全体が細く小さくという。1980年代後半以降はアイドルの多い顔として人気がありました。代表として、少年隊の東山や木村拓哉・風間トオルなどがあたります。
ほかに、ケチャップ顔もありました。ソース顔より濃く、さらに親しみのわく顔をさし、濃い顔の中でも少年っぽさが残るタイプとされています。少年隊の東山がしょうゆ顔の代表、同じく錦織がソース顔の代表と呼ばれるのを受け、残るメンバーの植草に対して作られたもので、多少あいまいさが残る定義として扱われました。さて、皆様方は、どの顔に入るのでしょうか。ちなみに私は、平凡な顔をしています。