歯に関するお役立ち情報!久保田院長の連載コラム「歯ッピーな話」

第26回 虫歯菌は親から感染する

昔から「妊娠すると虫歯が増える」「子を得れば 歯を失う」と言われ実際に妊娠中に虫歯に気づいたり歯茎から出血したり多いようですが、現在は、妊娠が虫歯と直接原因でないことが証明されています。おなかの子供にとられるわけではなく、ホルモンバランスの変化で口の中の環境が悪化することが原因とされています。
さて、親の体に潜んでいる細菌やウイルスに子供の感染することを、母子感染または直接感染といいます。赤ちゃんは母体内では無菌の状態でありますが、出産後すでに産道内にいる病原菌に感染してしまいます。生きていく限り感染から逃れることはできません。細菌が赤ちゃんの体に定着するのは、10ヶ月ごろからだと言われています。虫歯菌に関しては、歯が生え始めてからだと言われて、そのころより歯ブラシをしたほうがいいと言われています。これは、ままが口をつけたスプーンから感染・噛み砕いた食物より感染するといわれて、赤ちゃんに虫歯菌を移すのは、たいていは家族です。しかし、母の舌で、食べ物の温度を確認し・それ以外スキンシップなど大切なものがたくさんあります。なによりも、大切なことは、赤ちゃんとたくさん触れ合うことだと、言われています。


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