ある団塊の世代へのアンケートで、年をとったら、だれと、どこで暮らしたいか。<夫婦だけで>を望んでいるのは男性が多く、女性の約2倍で、逆に<友人や仲間>を望んでいるのは、女性が男性の2倍以上であった。このような結果が高齢期を間近にした人たち364人へのアンケートが出ました。調査したのは、健康で自立した高齢期を目指す中高齢者の組織のネパール・ネットワークです。
アンケートは、40代から60代の中高年世代がどんな高齢期や高齢社会を望んでいるかを調べたものです。高齢期はだれとどこで暮らしたいか?だれとは、<夫婦だけで>が48%でトップ、ついで<子供と隣接して住む>が40%<子供と同居>はわずか7%で<友人と仲間>の24%よりも少なかった。<夫婦だけで>を望む女性は34%なのに対して男性は約2倍の69%<友人や仲間>は男性14%に対して女性31%に達しました。
<どこで>では<ずっと自宅で暮らしたい>が48%<高齢者施設で>43%<故郷田舎で>14%でした。男女別にみると<高齢者施設で>と答えた女性は46%で、男性の38%より多かった。われわれの考える時期となりました。」